風の吹くまま気の向くまま
方針を決めずに、その時の状況や気分しだいで物事を行うようす。
風の前の塵
物事のはかないこと、または、危険が迫っていることのたとえ。風前の塵。
風破窓を射る
《杜荀鶴「旅中臥病詩」から》破れた窓から風が吹き込むような、貧しいわび住まいのさま。
風邪は百病の長
「風邪は万病の元」に同じ。かぜはひゃくびょうのおさ。
風は吹けども山は動かず
周囲の混乱の中で、落ち着いて少しも動じないことのたとえ。
風邪は万病の元
風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ。たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉。風邪は百病の長。
風光る
春の日の光が照る中を、そよ風が吹き渡る。《季 春》「装束をつけて端居 (はしゐ) や—・る/虚子」
風を切る
勢いよく進む。また、勢いよく回転する。「—・って走る」→肩で風を切る
風を食らう
事態を察知する。感づいて、あわてて逃げる。「—・って逃げる」
風を吸い露を飲む
《「荘子」逍遥遊から》穀物などを食べない、仙人の生活をいう。