くじらぶね【鯨船】
1 鯨を捕らえるのに使った船。特に、江戸時代の勢子船 (せこぶね) 。《季 冬》 2 江戸時代、勢子船の敏捷 (びんしょう) 性を生かすために、ほとんど同じ船型に作った小型の軍船。 3 《捕獲した鯨を引く捕鯨船に似ているところから》引き船のこと。
くじらまく【鯨幕】
白と黒の布を1枚おきに縦に縫い合わせ、上下に黒布を横に渡した幕。葬式などに用いる。
くじらもり【鯨銛】
鯨を捕獲するのに用いる銛。ロープがついた平頭 (へいとう) 銛を捕鯨砲から発射する。かつては手に持って投げた。
くじらろう【鯨蝋】
「げいろう(鯨蝋)」に同じ。
くじらのはくぶつかん【くじらの博物館】
和歌山県太地町にある、クジラ専門の博物館。昭和44年(1969)開館。自然の入り江を仕切って作られたプールでは、クジラのショーが行われる。海洋水族館やイルカショープールなども併設する。