黒柿(くろがき)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・長いことお三輪が大切にしていた黒柿の長手の火鉢も、父の形見として残っていた古い箪笥もない。お三輪はその火鉢を前に、その箪笥を背後にして、どうかしてもう一度以前のような落ちついた心持に帰って見たいと願っていた。 このお三輪が震災に逢った頃・・・
島崎藤村
「食堂」
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