きゅうせいストレスしょうがい【急性ストレス障害】
強度のストレスを感じたあとに起こる精神障害。心的外傷後ストレス障害(PTSD)と同じような症状を呈するが、症状が1か月程度で収まるもの。それ以上継続する場合は、PTSDである可能性を考慮する。ASD(acute stress disorder)。
きゅうせいちゅうがく【旧制中学】
旧制度の中学校のこと。→中学校2
きゅうせいちゅうじえん【急性中耳炎】
ウイルスや細菌の感染によっておきる中耳の炎症。風邪などの合併症として起こることが多く、小児に多くみられる。耳が痛んで鼓膜が腫れるが、ほとんどは抗生物質や非ステロイド性抗炎症薬によって治癒する。痛みや熱、腫れがひどいときには、鼓膜を切開して滲出液を排出する。
きゅうせいでんせんびょう【急性伝染病】
⇒急性感染症
きゅうせいびょう【急性病】
「急性疾患」に同じ。
きゅうせいふくしょう【急性腹症】
突然の激しい腹痛を主症状とし、緊急の開腹手術を要する腹部疾患群。虫垂炎・胆嚢 (たんのう) 炎・膵臓 (すいぞう) 炎・腸閉塞 (ちょうへいそく) ・胆石症など。
きゅうせいえんしょうせいだつずいせいたはつこんしんけいえん【急性炎症性脱髄性多発根神経炎】
⇒ギランバレー症候群
きゅうせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいえん【急性炎症性脱髄性多発神経炎】
⇒ギランバレー症候群
きゅうせいえんしょうせいだつずいせいたはつしんけいこんニューロパチー【急性炎症性脱髄性多発神経根ニューロパチー】
⇒ギランバレー症候群
きゅうせいかんけつせいポルフィリンしょう【急性間欠性ポルフィリン症】
ポルフィリン症の一種。ふだんは症状がなく、栄養不良、ステロイドやバルビツール酸系薬剤の摂取、ストレスなどを契機に発症する。腹痛・不整脈・ヒステリー様発作・不眠症・四肢のしびれなどの症状が見られる。ヘム合成酵素の欠損によりポルフィリンの前駆体が体内に蓄積することによって発症する。ポルフィリンは蓄積されないため、光線過敏症は発症しない。AIP(Acute intermittent porphyria)。