げんしてき【原始的】
[形動]おおもとに近いさま。まだ初期の段階で、十分に進化・発達をしていないさま。また、素朴で単純なさま。「—な形態」「—な方法」
げんしてきちくせき【原始的蓄積】
⇒本源的蓄積
げんしてきはんのう【原始的反応】
心理学で、ある事態に当面したときに示す、理性的でない情動的行動。意識的でない反応。
げんしてんそん【元始天尊】
道教における最高神。道教では多くの神々が信仰されるが、それら神々の頂点に位置する。
げんしどけい【原子時計】
原子の特定の二つのエネルギー準位間の遷移によって放射されるマイクロ波の振動数が一定であることを利用した時計。多くセシウム原子や水素原子を用いる。
げんしねつ【原子熱】
原子量と比熱の積。1グラム原子の物質の温度を1度上げる熱量。
げんしねんりょうサイクル【原子燃料サイクル】
⇒核燃料サイクル
げんしばくだん【原子爆弾】
核分裂性物質の核分裂連鎖反応により、瞬間的に狭い空間で大量のエネルギーを放出する爆弾。昭和20年(1945)8月、ウラン235を用いたものが広島に、プルトニウム239を用いたものが長崎に、それぞれ初めて投下された。原爆。 [補説]広島市は8月6日午前8時15分、長崎市は8月9日午前11時2分に投下された。
げんしばんごう【原子番号】
原子核中の陽子の数、すなわち原子核の正電荷の数によって示される、元素の種類を表す番号。電気的に中性の原子では核外電子の数に等しい。元素の化学的性質は核外電子の数によって決まるので、原子番号はその元素の化学的性質を表す。記号Z →周期表[補説]
げんしびょう【原子病】
原子の核分裂による放射能を受けることによって起こる病気。→放射線障害