さんじょういん【三条院】
平安時代、三条天皇の里内裏となった邸宅。三条坊門小路の北、東洞院大路の西にあった。
さんじょうおおはし【三条大橋】
京都市、三条通りの鴨川にかかる橋。旧東海道の終点。
さんじょうがわら【三条河原】
京都市を流れる鴨川の、三条通りと交差する付近の河原。中世・近世は刑場となった。
さんじょうこう【山上講】
⇒行者講 (ぎょうじゃこう)
さんじょうこん【三乗根】
「立方根」に同じ。
さんじょうさねつむ【三条実万】
[1802〜1859]江戸末期の公家。実美 (さねとみ) の父。光格・仁孝・孝明の3天皇に仕え、朝権伸張に尽力。日米修好通商条約の勅許に反対して大老井伊直弼 (いいなおすけ) と対立し、幕府より謹慎を命ぜられた。
さんじょうさねとみ【三条実美】
[1837〜1891]幕末・明治前期の公家・政治家。実万 (さねつむ) の四男。急進的攘夷派の指導者として、長州藩と提携。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として長州に逃れた。明治維新後は新政府の議定・太政大臣・内大臣などを歴任。
さんじょうさま【山上様】
修験道 (しゅげんどう) の開祖、役 (えん) の行者のこと。
さんじょうし【三条市】
⇒三条
さんじょうどおり【三条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。上京区西大路三条から東山区蹴上 (けあげ) に至る。平安京の三条大路にほぼあたる。