下手に付く
人よりも下の立場に身を置く。「婦人 (おんな) はいつも—・いて」〈鏡花・化銀杏〉
下手に出る
相手に対してへりくだった態度で接する。「こっちが—◦出ればいい気になって」
したてあがり【仕立て上(が)り】
仕立てが出来上がること。特に、衣服が縫い上がること。また、縫い上がったばかりであること。「—の浴衣 (ゆかた) 」
したておろし【仕立て下ろし】
仕立て上げたばかりの衣服を着ること。また、その衣服。「—のスーツ」
したてがお【仕立て顔】
取り澄ました顔つき。わざとらしい顔つき。「ことごとしく—ならむも」〈源・宿木〉
したてぎわ【仕立て際】
1 仕立て上がる間際。 2 仕立ての手際。できばえ。「木棉着物 (きるもの) の—を改めける」〈浮・五人女・三〉
したてぐち【仕立て口】
衣服の作り方。また、縫い上がりのできばえ。
したてけん【仕立て券】
ワイシャツなどの布地に添えられ、それと引き換えに仕立てることを約束した券。進物に用いる。「お—付きのワイシャツ」
したてだしなげ【下手出し投げ】
相撲のきまり手の一。相手の前まわしを浅く下手に取り、反対側の足を大きく後方に引いて半身に開き、自分のあごで相手の首か肩を下に押しつけ、前方に投げ倒す。
したてなおし【仕立て直し】
古い衣服を別の新しい衣服に作り替えること。また、その衣服。