しょきあたり【暑気中り】
夏の暑さのためにからだをこわすこと。あつさあたり。《季 夏》「古妻の遠まなざしや—/草城」
しょきか【初期化】
[名](スル) 1 コンピューターで、ディスクやメモリーの記録内容を消去し、使い始めの状態にすること。イニシャライズ。 2 ハードディスクやCD-ROM、メモリーカードなどの記憶媒体を、オペレーティングシステムや情報機器などによる利用が可能な状態にすること。→フォーマット2 3 皮膚などの採取しやすい体細胞を、幹細胞と同じくさまざまな細胞に分化・増殖する能力をもつ状態にすること。iPS細胞の場合、初期化因子とよばれる数種類の遺伝子を導入することで初期化する。またiPS細胞を介さずに特殊な培養条件の下で幹細胞を作成する技術はダイレクトリプログラミングとよばれ、研究が進められている。リプログラミング。
しょきかん【書記官】
1 旧制で、内閣・各省・都道府県庁・貴族院・衆議院などにおいて、長官を補佐して文書の作成や審案などの事務を職務としていた高等官。 2 「裁判所書記官」の略。 3 外交官の一。外交事務に従事する者。 [補説]書名別項。→書記官
しょききょく【書記局】
政党・労働組合などで、執行委員会に従属し、その日常活動の実務を処理する機関。
しょきじょうけん【初期条件】
1 物理量が時間とともに変化する場合、時刻が零のときに与えられる物理的諸条件。例えば、放物線の初速度、高温物体に対する周囲の温度など。 2 数学で、微分方程式において独立変数が特定の値をとるときの解の値。
しょきせい【書記生】
《「外務書記生」の略》大使館・公使館・領事館などで庶務に従う職員。
しょきせってい【初期設定】
ソフトウエアやハードウエアで、ユーザーが何も変更を加えていない出荷時の状態。また、出荷時に設定されている一般的な機能や動作条件。イニシャルセッティング。デフォルト。
しょきちょう【書記長】
1 政党・労働組合などで、書記局の長。 2 旧制で、大審院・控訴院の書記課の長であった高等官。
しょきばらい【暑気払い】
《「しょきはらい」とも》夏の暑さを払いのけること。暑さよけのための方法を講じること。《季 夏》「お仕着せの—にて候ぞ/友二」
しょきびどう【初期微動】
地震波のうち、最初にP波の到達によって生ずる地震動。振幅が小さく周期も短い。継続時間は震源までの距離にほぼ比例する。→主要動