啖呵を切る
《痰火がなおると胸がすっきりするところから》歯切れのいい言葉で、勢いよくまくしたてる。「江戸っ子が威勢のいい—・る」
たんかうり【啖呵売り】
大声で口上を述べたてて物品を売ること。また、その人。巧みな話術で客の買い気を誘う商売方法。バナナのたたき売りなど。
たんかカルシウム【炭化カルシウム】
カルシウムの炭化物。生石灰とコークスを電気炉で熱して得られる灰色の固体。水を加えるとアセチレンを発生する。石灰窒素の製造原料。化学式CaC2 カーバイド。炭化石灰。
たんかきごう【単価記号】
⇒アット
たんかけいそ【炭化珪素】
珪素の炭化物。珪石とコークスを電気炉で熱して得られる化合物。天然でもモアッサナイトとして産するが、非常に稀。純粋なものは無色。きわめて硬く、酸におかされず、高温でも他と反応しにくい。研磨剤・耐火物・発熱体などに使用。商標名カーボランダム。化学式SiC シリコンカーバイド。
たんかこう【短歌行】
連句の一体。表4句、裏8句、名残 (なごり) の表8句、名残の裏4句の24句をもって一巻とするもの。⇔長歌行。
たんかし【啖呵師】
威勢のよい口上で品物を売る人。香具師 (やし) 。
たんかすいそ【炭化水素】
炭素と水素だけからなる有機化合物の総称。配列が鎖状か環状かによって大別され、さらに鎖式炭化水素はメタン系・エチレン系・アセチレン系に、環式炭化水素は脂環式・芳香族に分類される。ハイドロカーボン。HC(hydrocarbon)。
たんかせっかい【炭化石灰】
炭化カルシウムのこと。
たんかのくちびる【丹花の唇】
赤い花のように魅力的な美人の唇。「薄汚なき手拭無遠慮に—を掩いし心無さ」〈露伴・風流仏〉