塵を結んでも志
塵のようなささやかな贈り物であっても、贈る者の心の表れである。気は心。
ちりがく【地理学】
地球表面のいろいろな自然および人文の現象を研究する科学。主に地形・気候・土壌などの自然現象を対象とするものを自然地理学、産業・社会などの人文的事象を対象とするものを人文地理学という。
チリじしん【チリ地震】
1960年5月22日(日本時間では23日)、チリ中南部の太平洋岸沖で発生した観測史上最大の地震。マグニチュードは9.5。大津波が発生し太平洋諸地域に被害を及ぼした。日本には最高6メートルの津波が押し寄せ、三陸沿岸を中心に死者・行方不明者142人を出す被害をもたらした。
ちりじょうほうシステム【地理情報システム】
《geographic information system》⇒ジー‐アイ‐エス(GIS)
ちりましほ【知里真志保】
[1909〜1961]言語学者。北海道の生まれ。北大教授。アイヌ民族出身の学者として、アイヌ民族の言語を中心に神話・伝説・信仰・習俗などを広く研究。著「分類アイヌ語辞典」など。
ちりゆきえ【知里幸恵】
[1903〜1922]アイヌ文化伝承者。北海道の生まれ。真志保の実姉。著作にアイヌ神話の採録と翻訳をまとめた「アイヌ神謡集」がある。
ちりくうかんじょうほう【地理空間情報】
特定の地点・区域の状態や様子に関する情報。緯度・経度・高度や住所など位置を示す情報と、その場所に関する地形図・主題図などの地図、人工衛星画像・空中画像等の画像情報や人口等の統計データなど。
チリかいこう【チリ海溝】
東太平洋のチリの沖合に位置し、南米大陸に沿って南北にのびる海溝。長さ約3400キロ、最深部8170メートル。北にあるペルー海溝とあわせて、ペルーチリ海溝ともよばれる。
ちりてきひょうじ【地理的表示】
原産地と結びついた品質や社会的評価を備えている産品に付される、産地を特定する表示。発泡性ワインの「シャンパン」やチーズの「ロックフォール」など。GI(geographical indications)。
ちりてきひょうじほう【地理的表示法】
《「特定農林水産物等の名称の保護に関する法律」の通称》農林水産物や食品の品質や社会的評価が産地と結びついていることを示す地理的表示を知的財産として保護することを定めた法律。平成26年(2014)制定。