ぼう‐ぜん〔バウ‐〕【^×呆然】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］

1. １ あっけにとられているさま。「意外な成り行きに—とする」

1. ２ 気抜けしてぼんやりしているさま。「ひとり残され—と立ちつくす」

類語

• 唖然(あぜん)

ぼう‐ぜん〔バウ‐〕【^×厖然／^×尨然】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］たいへん大きいさま。

• 「—たる大冊」〈秋水・兆民先生〉

ぼう‐ぜん〔バウ‐〕【^×茫然】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］

1. １ 漠然としてつかみどころのないさま。「—とした前途」

   1. 「必要あることを弁ぜず…—たる論を主張するは」〈鉄腸・花間鶯〉

1. ２ 「呆然 (ぼうぜん) 」に同じ。

   1. 「物に見惚れて—たる他国者の」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉

ぼう‐ぜん〔バウ‐〕【^×惘然】

の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］「呆然 (ぼうぜん) 」に同じ。

• 「頓には其の—たるより覚むるを得ざるなりき」〈紅葉・金色夜叉〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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