元の鞘に収まる
いったん絶交または離縁した者が、再びもとの関係に戻る。
元の木阿弥
いったんよくなったものが、再びもとの状態に戻ること。 [補説]戦国時代の武将筒井順昭が病死した時、死を隠すために、その子順慶が成人するまで、声の似ていた木阿弥という男を寝所に寝かせて外来者を欺き、順慶が成人するや順昭の喪を公表したために、木阿弥は再びもとの身分にもどったという故事からという。
本が切れる
価格が原価より安くなる。「原料が高騰して—・れる」
元も子もない
元金も利息もない。すべてを失って何もない。「無理をして失敗しては—・い」
本を彊めて用を節すれば則ち天も貧にする能わず
《「荀子」天論から》基礎を強固にして物を倹約すれば、たとえ天の力であってもこれを貧乏にすることはできない。
本を正す
物事の起こりや原因を調べて、はっきりさせる。「—・せばすべて自分が悪い」