英国イングランド北西部の港湾都市リバプールにあるドック(船渠 (せんきょ) )の一。1846年に開設。世界初の耐火性倉庫を有し、水圧を利用した貨物用昇降機が設置された。1920年代以降は物流の主役を陸運にゆずり、倉庫としてのみ使われた。1980年代に再開発が進められ、現代美術館テートリバプール、マージーサイド海事博物館、博物館ビートルズストーリーなどが集まる観光スポットになった。
[補説]2004年、アルバートドックのほか
ピアヘッドなどを含む
地域が「リバプール海商都市」の
名称で世界遺産(文化遺産)に
登録。しかし再開発計画により2012年に
危機遺産に
登録、2021年には世界遺産の
登録が
抹消された。