キーウこうこく【キーウ公国】
9世紀末から13世紀、ウクライナからロシアにかけて東スラブ人が建てた初期封建国家。キーウを中心とし、10世紀ごろにはドニプロ川(ドニエプル川)流域一帯を領有。モンゴルに滅ぼされた。キエフ公国。
キーウペチェルーシカだいしゅうどういん【キーウペチェルーシカ大修道院】
《Kyievo-Pechers'ka lavra/Києво-Печерська лавра》ウクライナの首都キーウにある修道院。11世紀の創建。ギリシャからやって来た修道士たちが、この地の洞窟(ペチェール)で修道生活を始めたことに由来する。1990年に「キーウ聖ソフィア大聖堂と関連する修道院建築物群、キーウペチェルーシカ大修道院」として世界遺産(文化遺産)に登録された。2023年より危機遺産。キエフペチェールスカヤ大修道院。