ソフトウエア【software】
1 機器類を用いて行う物事の、情報・理論など無形の部分。SW。⇔ハードウエア。 2 コンピューターの、処理の手順を示すプログラムの総称。SW。⇔ハードウエア。
ソフトウエアエンジニアリング【software engineering】
工業製品の製造にみられる工学的手法をソフトウエア作成に取り入れた工学の一分野。大型の工業製品、例えば航空機・船舶などは各部分に分割して製造し、組み立て完成品とするが、ソフトウエアも分割して、その作成進行状況の管理などを行おうとするもの。ソフトウエア工学。
ソフトウエアかいはつかんきょう【ソフトウエア開発環境】
《software development environment》⇒開発環境
ソフトウエアかいはつキット【ソフトウエア開発キット】
《software development kit》⇒エス‐ディー‐ケー(SDK)
ソフトウエアきき【ソフトウエア危機】
《software crisis》ハードウエアの急速な発展・普及にともなって、ソフトウエアの供給が需要に追いつかなくなるという予測。システムエンジニアやプログラマーなどの人的資源の不足が心配され、ソフトウエア工学的な手法による対策が考えられた。
ソフトウエアこうがく【ソフトウエア工学】
《software engineering》⇒ソフトウエアエンジニアリング
ソフトウエアこうせいかんり【ソフトウエア構成管理】
《software configuration management》ソフトウエアの開発工程全般における成果物(ソースファイル、データ、仕様書などの文書資料)の、構成や変更履歴を管理すること。また、そのための手法や仕組み。SCM。
ソフトウエアしようきょだくけいやく【ソフトウエア使用許諾契約】
《software license agreement》コンピューターのソフトウエアを使用する際に、利用者が遵守すべき条件をまとめたもの。知的財産保護に関する制限などがある。
ソフトウエアシンセサイザー【software synthesizer】
コンピューター上でシンセサイザーの機能を実現するソフトウエア。従来のシンセサイザーは電子回路を用いて音を合成する専用の装置だったが、コンピューターの処理能力の向上に伴い、音の発振と合成をソフトウエアで行えるようになった。ソフトシンセ。バーチャルシンセ。
ソフトウエアテスト【software test】
コンピューターのプログラムが正しく動作するかを調べること。内部の整合性に着目するホワイトボックステストと、データの入出力に着目するブラックボックステストがある。また、プログラムを小さな単位に分割して行うものを単体テスト、単体テストが済んだ部分をいくつか組み合わせて行うものを結合テスト、すべての部分を結合して行うものをビッグバンテストという。