ミニマルアート【minimal art】
1960年代に盛んになった造形芸術。芸術家の自己批判や芸術作品の非人称的外観、単純性を追究し、あらゆる装飾を取り払った「最小限の芸術」により自己表出を試みた。→プライマリーストラクチャー
ミニマルミュージック【minimal music】
1960年代後半に始められ、1970年代に世界的に流行した現代音楽の一作法。短いパターンの反復と漸進的な変化を特徴とする。
ミニマルファブ【minimal fab】
半導体集積回路の超小型生産システム。半インチのシリコンウエハーから1個のチップを生産できる程度の規模をさす。装置の大きさ(幅)は約30センチメートルで、クリーンルームも必要とせず、工場全体の大きさも10メートル四方に収まる。従来の半導体生産で使われた大型の工場(メガファブ)に対し、投資規模を抑えられるほか、研究と開発を一体化し、自由度の高い設計や製造が可能になるという利点がある。