しもむらおさむ【下村脩】
[1928〜2018]生物学者。京都の生まれ。昭和37年(1962)オワンクラゲの発光の仕組みを解明し、その過程で発光物質イクオリンとGFP(緑色蛍光蛋白質)の抽出に成功。平成20年(2008)ノーベル化学賞受賞。同年、文化勲章受章。
しもむらかいなん【下村海南】
[1875〜1957]政治家・ジャーナリスト。和歌山の生まれ。本名、宏。新聞記者として活躍後、貴族院議員となり、昭和20年(1945)鈴木内閣の国務相兼情報局総裁として、終戦の実現に努力した。著「終戦秘史」など。
しもむらかんざん【下村観山】
[1873〜1930]日本画家。和歌山の生まれ。本名、晴三郎。狩野芳崖 (かのうほうがい) ・橋本雅邦に師事。日本美術院の創立に参加。卓抜した技法により、伝統的画風を現代に生かした。作「白狐」「弱法師」など。
しもむらこじん【下村湖人】
[1884〜1955]小説家・教育家。佐賀の生まれ。本名、虎六郎 (ころくろう) 。教職を経て著述生活に入る。自伝的教養小説「次郎物語」で知られる。