じんこうこう【人工光】
写真撮影や室内照明における、人工的な光源が発する光。電球、蛍光灯、フラッシュ、ハロゲンランプなどがある。⇔自然光。
じんこうこうう【人工降雨】
発達した雲の上から、氷晶核となるドライアイスの小片や沃化銀 (ようかぎん) の微粒子をまき、人工的に雨を降らすこと。 [補説]水不足時のダムの増水などに活用される。また、ある特定の日を晴天にするために、前日までに雨雲を消しておくのにも利用され、そのような場合は人工消雨ともいう。
じんこうこうぶつ【人工公物】
行政主体において人工を加え、これを公の用に供する公物。道路・運河など。⇔自然公物。
じんこうこうもん【人工肛門】
直腸や大腸の一部を摘出手術した場合、正常な大腸の一端を穴をあけた腹壁に結合したときの便の排出口。
じんこうこきゅう【人工呼吸】
仮死状態に陥ったり、ショックなどで呼吸が止まったりした場合に、人為的に肺に空気を流入させ、呼吸を回復させること。口から直接空気を吹き込む方法や胸を押す方法などがある。
じんこうこきゅうき【人工呼吸器】
⇒レスピレーター
じんこうこつざい【人工骨材】
川砂・川砂利・海砂・山砂など天然の骨材に対し、人工的につくられた骨材をいう。頁岩やフライアッシュ(微細な球状の石炭灰)を焼成した「人工軽量骨材」や、鉱滓 (こうさい) を加工した「高炉スラグ骨材」、廃棄物の溶融飛灰を再処理して生成する「廃棄物スラグ」などがある。天然骨材の採取は環境保全上問題があるため、人工骨材が多用されている。
じんこうし【人工歯】
抜けたり欠けたりした歯を補うための、人工の歯。入れ歯やインプラントなど。
じんこうじしん【人工地震】
地下構造や地下資源の調査のために、火薬の爆発などによって人工的に起こす地震。
じんこうしば【人工芝】
芝生に似せてつくった、合成樹脂製の敷物。野球場などで使う。