他人の疝気を頭痛に病む
自分に関係のない物事で心配をすることのたとえ。
他人の空似
血筋のつながっていない者が偶然によく似ていること。
他人の飯を食う
親元を離れ、他人の家に奉公するなどして、実社会の経験を積む。
他人の別れ棒の端
夫婦が離別すると全く他人となってしまい、互いに棒切れのようにしか顧みないこと。
他人は食い寄り
不幸のあったとき、他人は悲しみを分かつというより饗応にありつくために集まってくる。→親 (しん) は泣き寄り他人は食い寄り
たにんあつかい【他人扱い】
[名](スル)親族や親しい人を、他人のようによそよそしくあつかうこと。
たにんぎょうぎ【他人行儀】
[名・形動]他人に対するように、うちとけないこと。また、そのさま。「仲間内なのに—なあいさつ」
たにんごと【他人事】
自分に無関係な人についてのこと。「まるで—のような顔をしている」 [補説]本来は「ひとごと」と読んだ語。
たにんしほん【他人資本】
企業の総資本のうち、金融機関や取引先などから調達した資本。支払手形・買掛金・借入金・社債などからなり、貸借対照表上は負債として記載される。借入資本。⇔自己資本。
たにんづきあい【他人付(き)合い】
親しみのない、よそよそしい付き合い。他人行儀の交際。