さむらいあり【侍蟻】
アリ科の昆虫。体長は働きアリで約5ミリ。体は黒褐色で、大あごが鎌状。夏の蒸し暑い午後にクロヤマアリの巣を襲い、さなぎを略奪して自分の巣へ運び込み、羽化すると奴隷として使う。日本各地で普通にみられる。
さむらいえぼし【侍烏帽子】
折烏帽子のこと。多く武士が日常使用したことによる。武家烏帽子。さぶらいえぼし。
さむらいかたぎ【侍気質】
武士独特の気性。武士に共通した、格式ばったもの堅い気質。
さむらいぎ【侍気】
「侍気質 (かたぎ) 」に同じ。「されども主 (ぬし) は—、かう勤めねば侍の立身がならぬとて」〈浄・堀川波鼓〉
さむらいさい【サムライ債】
⇒円建て債
さむらいしょうほう【士商法/侍商法】
⇒資格商法
さむらいだいしょう【侍大将】
戦闘時に、一軍を率いる侍。さぶらいだいしょう。
さむらいどころ【侍所】
1 ⇒さぶらいどころ1 2 鎌倉幕府の役所の一。御家人統制のため、治承4年(1180)設置。長官を別当と称し、初め和田義盛が任ぜられ、のち北条氏が世襲。さぶらいどころ。 3 室町幕府の役所の一。御家人の統制のほかに京中の市政、公武の所領、寺社領などのことを管掌。長官を所司と称し、山名・赤松・一色・京極の四氏が交替で就任。さぶらいどころ。
さむらいほうし【侍法師】
仁和寺などの門跡、大乗院などの院家に仕えて、警固や雑務に当たった法師。後世は妻帯して剃髪 (ていはつ) せず、普通の侍と同様の姿をしていた。さぶらいほうし。
サムライボンド【samurai bond】
「円建て債」に同じ。→ショーグンボンド