出典:gooニュース
政府備蓄米放出の新制度「生産者の手取りに影響がないようにすることも重要」 JA全中会長
コメの価格高騰が収まらないなか、農水省が備蓄米を放出できる方向に舵を切ったことについて、JA全中の会長は「生産者の手取りに影響がないようにすることも重要だ」と注文をつけました。農水省はこれまで、「備蓄米」は不作や災害などの緊急時のみ放出するとしてきましたが、流通が混乱した場合も条件付きで放出できるよう、先週、制度を見直しました。
備蓄米放出、農家への配慮要請=運用指針変更で山野JA全中会長
全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は6日の定例記者会見で、コメの価格高騰を背景にした政府備蓄米の放出指針見直しについて、「生産者の手取りに影響しないようにしていくことも重要だ」と強調、農家への配慮を求めた。 農林水産省は1月、不作や大規模災害時に限っていた備蓄米放出の運用指針を変更し、円滑な流通に支障が出た場合も可能とした。
備蓄米の放出が可能に…なかなか放出されなかった背景は「新米も不作ではなかった」“売り渋り”あったのでは見方も
こうした中で、備蓄米を放出する指針を見直すことが決まったわけです。青井実キャスター:2024年にニュースでお伝えしましたが、夏から備蓄米について話をずっとしていましたよね。その点、農林水産省は「備蓄米を集荷業者に渡すルールがなかった」と話しています。
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