出典:gooニュース
クルド勢力の武装解除推進=シリア旧反体制派トップ、トルコ外相と会談
【イスタンブール時事】シリア暫定政府を主導する旧反体制派の主力組織「シャーム解放機構」(HTS)の指導者ジャウラニ氏は22日、「国内に残る武器を国家の管理外に置くことは絶対に許さない」と述べ、HTSや北東部のクルド人勢力、シリア民主軍(SDF)を含めシリア各勢力の武装解除を行い、国軍に統合して再編する方針を示した。
シリア暫定政府、国防相に元反体制派司令官を任命 外相も
バシル暫定首相は先に、国防省の再編成に元反体制派や旧政府軍から離反した将校を起用すると述べていた。一方、SANAによると、暫定政府はアサド・ハッサン・シェイバニ氏を外相に指名した。37歳のシェイバニ氏は、反体制派の支配地域だったイドリブ県政府で政治部門幹部だったという。
米高官がシリア訪問 反体制派指導者の懸賞金を撤廃、協議を継続へ
米国のリーフ国務次官補は20日、シリアの首都ダマスカスを訪れ、アサド政権を崩壊させた反体制派の中核で暫定政権を主導する過激派組織「シャーム解放機構」(HTS)のジャウラニ指導者と会談した。国務省が発表した。米国が同氏にかけていた懸賞金を撤廃することや、女性や多様な民族・宗教を尊重する「包摂性」の大切さを伝えたという。
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