さんのういちじつしんとう【山王一実神道】
⇒日吉神道 (ひえしんとう)
さんのうごんげん【山王権現】
《「日吉 (ひえ) 山王権現」の略》日吉 (ひよし) 大社・日枝 (ひえ) 神社の祭神。
さんのうしちしゃ【山王七社】
日吉 (ひよし) 大社の本社・摂社・末社をあわせて二十一社を上・中・下に七社ずつ分けていう呼び名。特に、上の七社をさす。大宮・二宮・聖真子・八王子・客人・十禅師・三宮の七所。ななのやしろ。
さんのうとりい【山王鳥居】
鳥居形式の一。明神鳥居の笠木 (かさぎ) の上の中央に棟柱 (むなばしら) を立て、木材を合掌形に組み渡し、その頂上に烏頭 (からすがしら) という反りのある木を置いたもの。日吉 (ひよし) 大社の鳥居に始まるという。合掌鳥居。総合鳥居。
さんのうにじゅういっしゃ【山王二十一社】
日吉 (ひよし) 大社の上七社・中七社・下七社の総称。
さんのうまつり【山王祭】
滋賀県大津市の日吉 (ひよし) 大社の例祭。山王権現の使者が猿であるとの信仰から、毎年陰暦4月の申 (さる) の日に行われた。現在は4月14日。日吉祭。《季 春》 東京都千代田区にある日枝 (ひえ) 神社の例祭。毎年6月15日に行われる。江戸二大祭りの一つで、神田祭とともに天下祭りといわれる。《季 夏》→深川祭