がんえんがたこうぞう【岩塩型構造】
⇒岩塩構造
がんえんこうぞう【岩塩構造】
化学式AX(Aは陽性元素、Xは陰性元素)で表される化合物に見られる結晶構造の一。塩化ナトリウムで代表されるため、食塩構造、塩化ナトリウム構造ともいう。塩化物イオン、ナトリウムイオンがともに面心立方格子をとり、等軸晶系に属す。
がんえんきゅう【岩塩丘】
⇒岩塩ドーム
がんえんドーム【岩塩ドーム】
地下の岩塩が深部から上昇し、ドーム状に盛り上がった地質構造。地下5000メートルから1万メートル以上の深さの岩塩層が、周囲との密度差あるいは上面下面の静水圧の差によって上向きの力がはたらいて上昇する。ドームの周辺部に油田が形成される場合がある。岩塩丘 (がんえんきゅう) 。