しんぼうさいどう【心房細動】
心房が不規則に興奮する状態。心臓病・絶対性不整脈などの際にみられる。
しんぼうせいナトリウムりにょうペプチド【心房性ナトリウム利尿ペプチド】
心房から分泌されるホルモン。ナトリウム排泄 (はいせつ) 増加を伴う利尿をもたらす。血管を拡張する作用もあり、体液量や血圧の調節に重要な役割を果たすことから、心不全の診断・治療薬として利用される。ANP(atrial natriuretic peptide)。→脳性ナトリウム利尿ペプチド →ナトリウム利尿ペプチド
しんぼうひんぱく【心房頻拍】
心臓の心房内に異常な興奮刺激を起こす部位や、刺激が旋回する回路あるために生じる頻拍。原因となる部分を高周波カテーテルで焼灼する治療が行われる。AT(atrial tachycardia)。
しんぼうちゅうかくけっそんしょう【心房中隔欠損症】
心臓の右心房と左心房の間にある心房中隔に穴が開いている病気。乳幼児期に自然に閉じることが多いが、穴が大きく肺や心臓への負担が大きい場合は手術が必要となる。
しんぼうちゅうかく【心房中隔】
心臓の右心房と左心房の間を隔てる筋肉の壁。