ほうていひか【法定比価】
金銀複本位制度において、法律で定めた金と銀との交換比率。
ほうていふくり【法定福利】
法律で企業に義務付けられている福利厚生のこと。雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険・介護保険などの社会保険料のほか、業務災害・通勤災害後3日間の休業を補償する労働基準法上の休業補償、児童手当や児童育成事業の財源となる児童手当拠出金などがこれにあたる。→法定外福利
ほうていへいか【法定平価】
⇒金平価 (きんへいか)
ほうていりそく【法定利息】
法律の規定によって発生する利息。→約定 (やくじょう) 利息
ほうていりりつ【法定利率】
法律によって定められている利率。民法では年5分、商法では年6分。利率の約定 (やくじょう) のない場合および法定利息に適用される。→約定利率 [補説]平成29年(2017)の法改正により、令和2年(2020)をめどに法定利率は3パーセントに統一され、3年ごとに変動する制度が導入される。
ほうていこうしん【法定更新】
借地・借家の契約について、賃貸物件を貸し主が自己使用するなどの正当な事由がない限り、貸し主は契約の更新を拒絶できず、自動的に契約が更新されるとする、借地借家法の規定。→定期借家権 →定期借地権
ほうていこようしょうがいしゃすう【法定雇用障害者数】
障害者雇用促進法に基づいて、民間企業・国・地方公共団体に雇用が義務付けられている障害者の人数。→障害者雇用率
ほうていこようりつ【法定雇用率】
⇒障害者雇用率
ほうていがいぜい【法定外税】
地方税法で定められている税目以外で、地方公共団体が独自に条例を定めて課する税。法定外普通税と法定外目的税がある。→法定税
ほうていがいふつうぜい【法定外普通税】
地方税法に限定的に列挙された住民税・事業税・固定資産税などの税目以外に、地方公共団体が設ける普通税。法定外税の一つ。核燃料税など。→法定外目的税