渡りが付く
話し合いがつく。交渉が成立する。関係がつく。「技術提携の—・く」
渡りに船
必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なこと。「—の申し出」
渡りを付ける
話し合いをつける。交渉をする。関係をつける。「訴訟にならないよう—・ける」
わたりあご【渡り腮】
一つの材木を他の材木にのせるときの仕口で、上の木の下端に溝を作り、下の木の上端の中ほどを残した形に作り、それを互いに組み合わせたもの。
わたりいた【渡り板】
渡るための板。船から岸へ、また建物から他の建物へかけ渡して通路とする板など。歩み板。わたし。
わたりかせぎ【渡り稼ぎ】
あちこちと渡り歩いて稼ぐこと。また、その人。
わたりかち【渡り徒士】
江戸時代、渡り奉公をした下級武士。
わたりがに【渡蟹】
ガザミの別名。夜間に餌を求めて群泳するのでいう。
わたりがゆ【渡り粥】
1 新築祝いなどの時にふるまう粥。家 (や) 移り粥。 2 粥をふるまうこと。「—の饗、設けて文つくる」〈源順集・詞書〉
わたりがらす【渡烏】
カラス科の鳥。大形で、全長61センチくらい。全身黒く、尾はくさび形。ユーラシア・北アメリカに広く分布。日本には冬鳥として少数が北海道に渡来。