ちょうせきはつでん【潮汐発電】
⇒潮力発電
ちょうせきひょう【潮汐表】
各地の潮汐の状態を推定して表にしたもの。潮見表。
ちょうせきりょく【潮汐力】
潮の干満を起こす力。月や太陽の引力による。地球の海洋表面に及ぼす引力が各地点で少しずつ異なるため、海水の移動を生じる。太陽は遠くにあるので、その力は月の約半分。一般的に、大きさを点と見なせない物体に重力が作用する際、重力源に近い側と遠い側で重力が異なり、物体を変形させようとする力が働く。起潮 (きちょう) 力。
ちょうせきまさつ【潮汐摩擦】
潮汐に伴って移動する海水と、海底および陸岸との間で生じる摩擦。これにより地球の自転速度は徐々に遅くなり、1日の長さは100年で約1000分の1秒ずつ長くなっている。
ちょうせきこてい【潮汐固定】
天体の自転と公転の周期が等しくなること。相手の天体に及ぼす重力が大きい場合、自転に対し潮汐力のトルクが生じることによって、公転する天体のある一方向が主天体に向いたまま力学的に安定した状態になる。地球と月のほか、火星や木星の衛星などに見られる。潮汐ロック。同期回転。
ちょうせきロック【潮汐ロック】
⇒潮汐固定
ちょうせきは【潮汐波】
大気圏または海洋に生じる潮汐現象を波と見なしたもの。→大気潮汐