猪口（ちょこ）とは？意味・読み方・使い方

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ちょこ【^×猪^▽口】
の解説

１《「ちょく（猪口）」の音変化》さかづき。「—に酒をつぐ」

２「猪口才 (ちょこざい) 」の略。
1. 「何がとは、—言うてぢゃ」〈滑・膝栗毛・七〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

猪口の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ちょこざい【猪口才】

［名・形動］小生意気なこと。こざかしいこと。また、そのさまや、そのような人。「我 (ひと) の仕事に邪魔を入れる—な死節野郎」〈露伴・五重塔〉 [補説]「猪口」は当て字。

猪口の前後の言葉

猪口の例文(30)

出典：青空文庫

･･･の風中や保吉は二つと猪口は重ねなかった。その代り料理を平げさすと･･･芥川竜之介「魚河岸」
･･･腕を伸ばして、田宮へ猪口をさしつけた。「そう云われると恐れ入るが･･･芥川竜之介「奇怪な再会」
･･･と云う声と、猪口の糸底ほどの唇を、反らせて見せるらしいけはいがし･･･芥川竜之介「田端日記」

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