せいぶつかい【生物界】
生物の総称。また、生物のすんでいる世界。
せいぶつかがく【生物化学】
⇒生化学 (せいかがく)
せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう【生物化学的酸素要求量】
水中にある有機物を、好気性微生物が分解するときに消費する溶存酸素の量。mg/lで表す。水質汚染を示す指標の一。生化学的酸素要求量。BOD(biochemical oxygen demand)。
せいぶつかがくへいき【生物化学兵器】
生物兵器と化学兵器。核兵器に比べると材料の入手や製造などが容易であることから、「貧者の核兵器」とも呼ばれる。
せいぶつがく【生物学】
生物および生命現象を研究する学問。対象とする生物の種類によって動物学・植物学・微生物学などに分かれ、研究手段・目的によって分類学・生態学・発生学・生化学・遺伝学・分子生物学などに分かれる。
せいぶつがくしゅぎ【生物学主義】
生物学的原理を他の諸科学の領域に応用しようとする立場。 1 哲学で、認識作用を生命の生物学的自己保存の一手段とみる認識論の立場の一。ニーチェ・マッハ・ベルクソンなど。 2 社会学で、社会の構造や機能を生物学的に考察しようとする傾向。社会有機体説や社会ダーウィニズムなど。 3 教育学で、遺伝と環境を根幹として、人間の成長を生物学的視点からとらえていく立場。デューイ・ギュイヨー・ヘンダーソンなど。
せいぶつがくてきせいざい【生物学的製剤】
生物を利用して作った薬剤。ワクチン・抗毒素血清・血液製剤・インターフェロン製剤など。
せいぶつがん【生物岩】
堆積岩 (たいせきがん) の一。主に生物の遺体やその生成物からなる岩石。石灰岩・チョーク・石炭など。有機岩。
せいぶつきけんど【生物危険度】
《biosafety level》⇒ビー‐エス‐エル(BSL)
せいぶつきせつ【生物季節】
生物の活動にみられる季節現象。開花・落葉や鳥の渡り・虫の鳴き始めなど。→不時現象 →生物季節観測