りんじうんてんしゃとくやく【臨時運転者特約】
自動車保険における特約の一つ。友人・知人など記名被保険者またはその家族以外の者が被保険自動車を運転していて起こした事故の場合も保険金が支払われる。
りんじきごう【臨時記号】
楽曲の途中で、ある音の高さを一時的に変化させるための記号。符頭の左側につけられた変化記号・本位記号をさす。
りんじきゃく【臨時客】
1 不意に来た客。 2 《大饗 (だいきょう) のように公式の行事ではないところからいう》平安時代、年頭に摂政・関白・大臣家で大臣以下の貴族を招いて催した宴会。臨時の客。
りんじきょういくかいぎ【臨時教育会議】
第一次大戦後の教育改革について調査・審議するため、大正6年(1917)から同8年まで設けられた内閣直属の諮問機関。その答申は、昭和初期までの教育政策の展開に重要な役割を果たした。
りんじこう【臨時工】
臨時に雇用される工業労働者。
りんじこくごちょうさかい【臨時国語調査会】
国語に関する事項を調査するため、大正10年(1921)設置された機関。文部大臣の監督に属し、常用漢字表・仮名遣改定案・字体整理案などを発表。昭和9年(1934)国語審議会に改組された。
りんじこっかい【臨時国会】
通常国会に対して、必要に応じて臨時に召集される国会。憲法上では臨時会という。
りんじざいせいたいさくさい【臨時財政対策債】
地方一般財源の不足を補うために特例として発行される地方債。必要に応じて地方自治体が発行し、償還費用は全額国が負担する。臨財債。 [補説]地方交付税の財源(所得税・酒税・法人税・たばこ税・消費税の一定割合)が不足した場合、従来は国が国債を発行して不足分を補塡していたが、平成13年度(2001)から、国債発行による補塡をせず交付額を減らす方式に改められたのに伴い、臨時措置として導入された。
りんじしゃいん【臨時社員】
雇用期間・労働時間・給与などの条件を企業と個別に契約して、比較的短い期間で就業する社員。パートタイマー・契約社員・嘱託などの呼び方もあるが、厳密な区別はない。→非正規雇用
りんじせいふ【臨時政府】
戦争・革命・クーデターなどによって既存の政府が廃止され、正式政府が樹立されるまでの間、臨時的に組織される政府。臨時政権。暫定政府。暫定政権。