[補説]「荒木田」姓の人物
荒木田久老 (あらきだひさおゆ)
荒木田守武 (あらきだもりたけ)
荒木田麗女 (あらきだれいじょ)
あらきだひさおゆ【荒木田久老】
[1747〜1804]江戸後期の国学者・歌人。伊勢内宮の神官。号、五十槻園 (いつきぞの) 。賀茂真淵 (かものまぶち) に学び、のち、同門の本居宣長と対立。著「万葉考槻の落葉」「日本紀歌解」など。
あらきだもりたけ【荒木田守武】
[1473〜1549]室町後期の連歌・俳諧師。伊勢内宮の神官。宗祇 (そうぎ) 、猪苗代兼載 (いなわしろけんさい) に連歌を学び、連歌から俳諧を独立させる基を作った。著「俳諧独吟百韻」「守武千句」など。
あらきだれいじょ【荒木田麗女】
[1732〜1806]江戸後期の女流文学者。伊勢の人。本名、隆。号は紫山。著に歴史物語「池の藻屑 (もくず) 」「月の行方 (ゆくえ) 」など。