しやきょうさく【視野狭窄】
視野が縁のほうから、あるいは不規則に欠けて狭くなる状態。緑内障・網膜剝離 (もうまくはくり) などでみられる。
しやレンズ【視野レンズ】
接眼レンズを構成するレンズのうち、最も眼から遠いレンズ。対物レンズからの光を集光する役割をもつ。逆に眼に近いレンズを対眼レンズという。
しやかく【視野角】
1 《viewing angle》液晶テレビや液晶ディスプレーなどの画面を、正面ではなく上下左右にずれた位置から見るとき、大きく色調が変化したり画面の明るさが減じたりせず、正常に見える角度のこと。 2 画角のこと。
視野に入れる
物事を考えたり判断したりする際に、可能性や選択肢などの要素をさらに増やす。「来年の大会出場も—・れる」「男性だけでなく、女性の利用も—・れる」
しやりつ【視野率】
カメラで、実際に撮影される範囲に対する、ファインダーを通して見える範囲の比率。一眼レフカメラの高級機種の多くは100パーセント、入門者から中級者向けの機種では90〜97パーセント程度。ファインダー視野率。
しやしぼり【視野絞り】
望遠鏡や顕微鏡などの光学系における、視野を制限する絞り。収差が生じやすい視野周辺の像をあらかじめ除外するはたらきがある。
しやけい【視野計】
人間の視野を検査する機器。緑内障の診断などに用いられる。
しやけんさ【視野検査】
眼球の視野に欠損などの異状がないかを調べること。緑内障、視神経炎、脳腫瘍などの発見につながる。
しやとうそう【視野闘争】
人間が両眼でものを見る際、左右の映像で色彩や形状の違いが大きく、脳内で一つの映像として統合できず、各眼の映像が交互に認識される現象。眼精疲労の原因となる。