そくていけんまくえん【足底腱膜炎】
土踏まずを形成する足底腱膜がもろくなり、裂けて起こる炎症。朝起きて歩き始めた際にかかとの内側が痛むのが特徴。日中に痛まないのは、夜、睡眠中に修復された裂け目が朝の第1歩で再び切れるためとされる。湿布、足裏のストレッチが有効。踵骨棘 (しょうこつきょく) 。足底筋膜炎。
そくていきんまくえん【足底筋膜炎】
⇒足底腱膜炎
そくていきんまく【足底筋膜】
⇒足底腱膜 (けんまく)
そくていけんまく【足底腱膜】
かかとの骨の下面から各指の付け根まで扇状に広がる腱膜 (けんまく) 。土踏まずのアーチを支持する役割を果たす。足底筋膜。
そくていきん【足底筋】
ふくらはぎにある筋肉の一。膝の裏の外側から起こる細長い筋肉で、腓腹筋 (ひふくきん) とヒラメ筋の間を通り、アキレス腱を介して踵骨に停止する。足の底屈や膝の屈曲を補助するが、力は弱い。人によって欠如する場合もあるが、機能的には問題ない。足の裏にある足底腱膜とは異なる。 [補説]サルの足底筋は足底腱膜までつながっているが、ヒトの足底筋はそれが退化したものとされる。