うんどうきょうぎ【運動競技】
一定の規則に従って、身体の運動にかかわる技能などを競うもの。スポーツ。
うんどうぐつ【運動靴】
運動用の靴。ズックやビニール製で底がゴム張りのものが多い。
うんどうしっちょう【運動失調】
個々の筋肉の運動は正常であるが、関係する神経の協調がうまくいかないため、目的とする運動を円滑にできなくなる状態。小脳・大脳・脊髄・内耳の神経などの障害によって起こる。
うんどうじょう【運動場】
運動競技をするために設けられた広場。グラウンド。
うんどうしんけい【運動神経】
1 意識的な運動をつかさどる末梢神経。骨格筋を収縮させる興奮を身体の末端まで伝え、随意運動を起こさせる。→感覚神経 2 スポーツや技能などを巧みにこなす能力。
うんどうせいしつごしょう【運動性失語症】
失語症の一。他人の話すことは理解できるが、自分の思っていることを言語に表現できない状態。大脳の、発語に必要な筋を支配する運動性言語中枢(ブローカ野)の損傷による。ブローカ型失語症。→感覚性失語症
うんどうせいだん【運動星団】
同一方向に運動する恒星の集団。それらの恒星の運動方向を延長すると、ある一点に向けて収束するように見える。大熊座・牡牛座のものが有名。星群。進行星団。
うんどうちゅうすう【運動中枢】
骨格筋に随意運動の指示を出す、大脳皮質に分布する中枢神経。
うんどうのほうそく【運動の法則】
ニュートンが確立した、運動に関する基本的な三法則。(1)第一法則。静止または等速直線運動中の物体は、外から力を受けないかぎり、その状態を続ける(慣性の法則)。(2)第二法則。運動の変化(加速度)は、加えられる力と同じ方向に起こり、力の大きさに比例し、物体の質量に反比例する(ニュートンの運動方程式)。(3)第三法則。物体が他の物体に力を及ぼすとき、他の物体から同じ大きさの逆向きの力を受ける(作用反作用の法則)。
うんどうば【運動場】
1 「うんどうじょう(運動場)」に同じ。「—は長方形の芝生である」〈漱石・三四郎〉 2 明治時代、劇場のロビーのこと。「廊下—は勿論東西の花道平土間の間の歩みまで」〈荷風・腕くらべ〉