どうぐいち【道具市】
古道具を売る市。
どうぐおとし【道具落(と)し】
1 戦場で敵の槍を巻き落とすこと。また、そのための武具。 2 わな。おとしあな。「女郎の—は是ぞかし」〈浮・諸艶大鑑・八〉
どうぐかた【道具方】
演劇・映画などで、舞台・撮影に必要な道具、特に大道具に関することを受け持つ人。
どうぐしゅう【道具衆】
戦国時代から江戸初期にかけての武家の職名。槍奉行の配下で、戦時には長柄 (ながえ) の槍を持って出陣した騎馬武者。長柄組。
どうぐだたみ【道具畳】
⇒手前畳 (てまえだたみ)
どうぐだて【道具立て】
1 必要な道具をそろえておくこと。また、その道具。 2 物事の準備をすること。用意。したく。「会の—を整える」 3 必要な要素や部分。また、それが備わっていること。特に俳優の顔などについていう。「—が備わった二枚目役者」
どうぐてきじょうけんづけ【道具的条件付け】
動物が特定の反応を起こしたときだけにえさを与えると、この反応を強化することができる。このような条件反応が条件づけの道具となっていることから、パブロフの条件反射でいう古典的条件づけに対して用いられる語。オペラント条件づけ。
どうぐのとしとり【道具の年取り】
正月14日、道具も年を取るとして、農具など日常使っている道具類に供え物をして年取りを祝う習俗。
どうぐばこ【道具箱】
工作道具や大工道具を入れておく箱。
どうぐまく【道具幕】
歌舞伎の大道具で、引き幕の内側につり、開幕直後や舞台転換のつなぎなどに用いる幕。山・波などが描かれる。