ゆうびんうけ【郵便受け】
配達される郵便物を受け取るために家の入り口などに設ける箱。
ゆうびんかわせ【郵便為替】
郵便局の為替によって送金する方法。1817年にフランスで始まり、各国に広がった。日本では明治8年(1875)に郵便貯金に先立って創設され、平成19年(2007)に郵政事業が民営化されるまで行われた。 [補説]平成19年(2007)の郵政民営化後は、ゆうちょ銀行が同様のサービスとして普通為替・定額小為替の2種を扱っている。
ゆうびんかわせしょうしょ【郵便為替証書】
郵便為替による送金の際に発行される証書。受取人はこの証書と引き換えに郵便局で現金を受け取る。為替証書。 [補説]平成19年(2007)の郵政民営化後はゆうちょ銀行が普通為替・定額小為替の2種の送金・決済サービスを行い、普通為替証書・定額小為替証書を発行している。
ゆうびんきって【郵便切手】
郵便料金を前納した証として郵便物にはる印紙。世界最初のものは1840年に英国で発行。
ゆうびんきょく【郵便局】
郵便物の引き受け・交付、郵便切手の販売など郵便窓口業務やそれに付随する業務を行う事業所。日本郵便株式会社が全国に設置し、日本郵政グループ各社の代理店として郵便・貯金・生命保険などの窓口業務を行う。平成19年(2007)の郵政民営化以前は日本郵政公社の現業機関として郵便・郵便貯金・郵便為替・郵便振替・簡易生命保険などの窓口業務を行った。
ゆうびんきょくかぶしきがいしゃ【郵便局株式会社】
日本郵政公社の民営・分社化により、平成19年(2007)に設立された事業会社。郵便局を運営し、手紙や小包などの窓口業務、印紙の販売、銀行代理業、金融商品仲介業、生命保険・損害保険の契約締結の代理、不動産業、通信販売、地方公共団体からの受託業務などを行う。平成24年(2012)10月に郵便事業株式会社を吸収合併し日本郵便株式会社となった。JP郵便局。→日本郵政グループ
ゆうびんきんせいひん【郵便禁制品】
郵便物としての差し出しが法令で禁止されている物品。爆発物・毒薬・劇薬や生きた病原体など。
ゆうびんくないとくべつゆうびんぶつ【郵便区内特別郵便物】
同一の差出人から同時に100通以上差し出され、引き受けと配達が同じ配達区域内で行われる郵便物で、所定の条件を満たし料金が割引になるもの。
ゆうびんこうのう【郵便行嚢】
郵袋 (ゆうたい) の旧称。
ゆうびんじぎょうかぶしきがいしゃ【郵便事業株式会社】
日本郵政公社の民営・分社化により平成19年(2007)に設立された郵便事業会社。主要業務は郵便物・荷物の集荷、配達、再配達等。窓口業務は郵便局株式会社に委託。平成24年(2012)10月に郵便局株式会社に吸収合併され日本郵便株式会社となった。日本郵便。JP日本郵便。→日本郵政グループ