ふうせんかずら【風船葛】
ムクロジ科の蔓性 (つるせい) の多年草。日本では一年草として観賞用に栽培。葉は複葉。6、7月ごろ、緑白色の小花を開き、実は緑色の大きくて3稜のある風船形となり、ぶら下がる。熱帯・亜熱帯に分布。《季 秋》
ふうせんガム【風船ガム】
チューインガムの一種。ガムを口で風船のようにふくらませて遊ぶもの。バブルガム。
ふうせんくらげ【風船水母】
テマリクラゲ科の有櫛 (ゆうしつ) 動物。体長約4センチ。体は紡錘形で、表面には8本の櫛板の列があって、体の両側から羽毛状の長い触手を出す。日本近海に多い。
ふうせんばくだん【風船爆弾】
第二次大戦中、アメリカ本土を攻撃するために日本で考案された兵器。直径約10メートルの紙製の気球に焼夷弾 (しょういだん) をつるして偏西風にのせて飛ばした。
ふうせんむし【風船虫】
ミズムシ類、また、その一種コミズムシの別名。《季 夏》