ガリレイしきぼうえんきょう【ガリレイ式望遠鏡】
凸レンズを対物レンズに、凹レンズを接眼レンズに用いて正立像を得る望遠鏡。1609年ガリレイが発明。小形の双眼鏡の光学系として用いられることが多い。ガリレオ式望遠鏡。オランダ式望遠鏡。
ガリレイのそうたいせいげんり【ガリレイの相対性原理】
互いに静止または等速度運動をしている座標系ではすべて同等にニュートンの運動の法則が成り立つという原理。アインシュタインの相対性原理に対していう。
ガリレイへんかん【ガリレイ変換】
互いに静止または等速度運動をしている座標系の間の変換。この貫性系では時間の進み方は共通であると仮定され、ニュートンの運動方程式は形を変えない。アインシュタインの特殊相対性原理におけるローレンツ変換に対していう。
ガリレイのしょうがい【ガリレイの生涯】
《原題、(ドイツ)Leben des Galilei 》ドイツの劇作家・詩人、ブレヒトの戯曲。作者がナチスの迫害を逃れ北欧に亡命していた1930年代に執筆。1943年にチューリヒで初演。中世の物理・天文学者ガリレオ=ガリレイの一生を題材としつつ、科学者と政治権力の問題を問う。1945年に改稿。改稿版は、1947年に米国で初演された。