ダビデのほし【ダビデの星】
正三角形に逆向きの正三角形を重ね合わせてできる星形。ユダヤ人やユダヤ教の象徴とされ、イスラエルの国旗にも描かれる。
ダビデのいど【ダビデの井戸】
《David's Wells》パレスチナ地方の都市ベツレヘムにある、古代イスラエル統一王国のダビデ王ゆかりの井戸。名称はダビデ王の下にペリシテ軍を倒した王の兵士が、この井戸より水を運んだという旧約聖書の記述に由来する。
ダビデのとう【ダビデの塔】
《Tower of David》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある要塞。西側に位置し、ヤッファ門に近い。紀元前1世紀にヘロデ王が築いた要塞に起源し、その後も十字軍やオスマン帝国などによって増改築が続けられた。名称はダビデ王が尖塔を築いたという東ローマ帝国時代の伝説に由来する。現在は旧約聖書に登場するカナンの時代からイスラエル建国までの歴史を紹介する博物館になっている。
ダビデのとし【ダビデの都市】
《City of David》⇒ダビデの町
ダビデのはか【ダビデの墓】
《David's Tomb》パレスチナ地方の古都エルサレム南東部、シオンの丘にある墓。古代イスラエル統一王国のダビデ王のものとされる石棺がある。王が亡くなった五旬節(ペンテコステ)の時期に多くの巡礼者が訪れる。
ダビデのまち【ダビデの町】
《City of David》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街の南側に広がる都市遺跡。古代イスラエル統一王国のダビデ王が建設した首都の遺跡であると考えられている。20世紀後半から発掘作業が始まり、紀元前1000年頃の第一神殿時代の遺構や遺物などが数多く発見された。現在は国立の考古学公園になっている。ダビデの都市。