アレクサンドルネフスキーだいせいどう【アレクサンドルネフスキー大聖堂】
《Hram-pametnik Sveti Aleksandar Nevski/Храм-паметник Свети Александър Невски》ブルガリアの首都ソフィアの中心部にある、ブルガリア正教会の大聖堂。オスマン帝国支配を終わらせたロシアトルコ戦争におけるロシア兵の戦死者を追悼するため、19世紀末から20世紀初頭に建造。ネオビザンチン様式の聖堂で同国最大級。高さ60メートルのドームがあり、約5000人の収容が可能。内部にはイコンの博物館がある。アレクサンドルネフスキー寺院。 《Aleksander Nevski katedraal》エストニアの首都タリンの旧市街西部トームペアの丘の上にある、ロシア正教会の大聖堂。帝政ロシア時代の19世紀末から20世紀初頭にかけて建造。同国の独立時に、ロシア支配を想起させる建物として移転が計画されたが、実現には至らなかった。
アレクサンドルきゅうでん【アレクサンドル宮殿】
《Aleksandrovskiy dvorets/Александровский дворец》ロシア連邦北西部、レニングラード州のかつてのロシア皇帝の避暑地ツァールスコエセローにある新古典主義様式の宮殿。エカチェリーナ宮殿に隣接する。18世紀末、エカチェリーナ2世が孫のアレクサンドル(のちの皇帝アレクサンドル1世)のために建造。最後の皇帝ニコライ2世は1905年1月の血の日曜日事件以降、この宮殿に移り住み、その後革命政府によりシベリアに連行された。アレクサンドロフスキー宮殿。
アレクサンドルのえんちゅう【アレクサンドルの円柱】
《Aleksandrovskaya kolonna/Александровская колонна》ロシア連邦サンクトペテルブルグの宮殿広場にある記念碑。1812年のナポレオン戦争におけるロシアの戦勝を記念し、広場の中央に高さ47.5メートルの円柱が建てられた。円柱上部にはアレクサンドル1世をモデルにしたとされる天使の像がある。