《take-over bid》⇒株式公開買付 (かいつけ)
出典:gooニュース
C&Fロジ、AZ‐COM丸和のTOBに対する意見表明を「留保」
物流企業のC&Fロジホールディングスは7日、同社の完全子会社化を目的に5月2日に始まった同業大手のAZ‐COM丸和ホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)に対する意見表明について、留保すると発表した。複数の真摯な対抗提案が寄せられており、当該対抗提案との比較を含めて慎重に検討したうえで、TOBに賛成か反対かの意見を表明するとしている。
C&Fロジ、丸和TOBに意見表明を留保 「複数の対抗提案」
AZ-COM丸和によるTOBがC&Fロジの企業価値向上につながるのか、株主にとってできる限り有利な取引条件が実現されたものといえるかについて、その他提案との比較も含め慎重に検討し、あらためて意見表明する予定としている。AZ-COM丸和によるTOB価格は1株3000円だが、7日のC&Fロジ株は終始TOB価格を上回り、3315円で取引を終えた。
「ブラザー工業のTOB案」にローランドDGが大反論 DG常務「傘下に入ると営業利益が50億円下押し」
その一環としてタイヨウによるTOB(株式公開買い付け)が行われている。 そこに対抗的TOBの予告で「待った」をかけたのがブラザー工業だ(詳細は3月21日配信『ブラザー工業が「対抗TOB」で狙う三度目の正直』)。ブラザーが示した1株当たりのTOB価格は5200円とタイヨウの5035円を上回っていた。
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