ね‐ぶそく【寝不足】例文一覧 4件

  1. ・・・と平気な顔をして、明け方トロトロと眠ると直ぐ眼を覚まして、定刻に出勤して少しも寝不足な容子を見せなかったそうだ。 鴎外は甘藷と筍が好物だったそうだ。肉食家というよりは菜食党だった。「野菜料理は日本が世界一である。欧羅巴の野菜料理ての・・・<内田魯庵「鴎外博士の追憶」青空文庫>
  2. ・・・ 寝不足の疲れ切った真蒼なお顔で、眼には涙さえ浮べてそうおっしゃるのを聞いては、私もそれ以上なんとも言えなくなるのでした。 そのうちに、狼たちの来襲がいよいよひどくなるばかりで、この家が、笹島先生の仲間の寮みたいになってしまって、笹・・・<太宰治「饗応夫人」青空文庫>
  3. ・・・の騒ぎも、きょうでおしまいという日に、私はやはり薄暗いうちから起きて局の掃除を大車輪でやって、全部きちんとすましてから私の受持の窓口のところに腰かけて、ちょうど朝日が私の顔にまっすぐにさして来て、私は寝不足の眼を細くして、それでも何だかひど・・・<太宰治「トカトントン」青空文庫>
  4. ・・・ それで六時がなれば起きるんだから寝不足で黄色な顔をして居なけりゃあならないのは無理もない。「それじゃあ日本人の先祖はよっぽど寝不足ばっかりしつづけたものと見える。 貧亡(ひまなしで―― こんな事を云って笑いながら千世子・・・<宮本百合子「千世子(三)」青空文庫>