他人(たにん)の空似(そらに)
他人(たにん)の飯(めし)を食(く)・う
他人(たにん)の別(わか)れ棒(ぼう)の端(はし)
他人(たにん)は食(く)い寄(よ)り
狸(たぬき)の睾丸(きんたま)八畳敷(はちじょうじ)き
種(たね)が割(わ)・れる
種(たね)も仕掛(しか)けもない
種(たね)を蒔(ま)・く
種(たね)を宿(やど)・す
楽(たの)しみ尽(つ)きて哀(かな)しみ来(き)たる
頼(たの)む木(こ)の下(もと)に雨(あめ)漏(も)る
束(たば)になって掛(か)か・る
束(たば)にな・る
旅(たび)の恥(はじ)は掻(か)き捨(す)て
旅(たび)は憂(う)いもの辛(つら)いもの
旅(たび)は情(なさ)け人(ひと)は心(こころ)
旅(たび)は道連(みちづ)れ世(よ)は情(なさ)け
霊(たま)合(あ)・う
球(たま)が走(はし)・る
手纏(たまき)の端(はし)無(な)きが如(ごと)し
卵(たまご)に目鼻(めはな)
卵(たまご)の四角(しかく)と女郎(じょろう)の誠(まこと)
卵(たまご)を見(み)て時夜(じや)を求(もと)む
卵(たまご)を渡(わた)・る
魂(たましい)が抜(ぬ)・ける
魂(たましい)が震(ふる)・える
魂(たましい)に響(ひび)・く
魂(たましい)を入(い)れ替(か)・える
魂(たましい)を飛(と)ば・す
魂(たましい)を冷(ひ)や・す
玉(たま)敷(し)・く
玉(たま)散(ち)・る
堪(たま)ったものではな・い
玉(たま)となって砕(くだ)くとも瓦(かわら)となって全(まった)からじ
玉(たま)なす
玉(たま)に瑕(きず)
玉(たま)に使(つか)・う
玉(たま)の輿(こし)に乗(の)・る
玉(たま)の盃(さかずき)底無(そこな)きが如(ごと)し
玉(たま)琢(みが)かざれば器(うつわ)を成(な)さず
玉(たま)磨(みが)かざれば光(ひかり)な・し
堪(たま)ら◦ない
堪(たま)ら◦ん
堪(たま)るものか
玉(たま)を懐(いだ)いて罪(つみ)あり
玉(たま)を転(ころ)がす
民(たみ)信(しん)無(な)くば立(た)たず
民(たみ)の口(くち)を防(ふせ)ぐは水(みず)を防(ふせ)ぐより甚(はなは)だし
矯(た)めつ眇(すが)めつ
為(ため)に◦する