ああむじょう【噫無情】
黒岩涙香(くろいわるいこう)の翻案小説。ユゴーの「レ‐ミゼラブル」が原作。明治35年(1902)から明治36年(1903)にかけて「万朝報(よろずちょうほう)」に連載。
あい‐じょう【哀情】
悲しく思う心。悲心。「—を催す」
あい‐じょう【愛嬢】
かわいがっている大切な娘。まなむすめ。他人の娘についていう。⇔愛息。
あい‐じょう【愛情】
1 深く愛し、いつくしむ心。「—を注ぐ」 2 (性愛の対象として)特定の相手を恋い慕う心。「ひそかな—をいだく」 →愛[用法] [補説]書名別項。→愛情
あいじょう【愛情】
《原題、(スペイン)Ternura》ミストラルの第二詩集。1924年マドリードで刊行。処女詩集「荒廃」の〈ゆりかご歌〉の章の作品に、子供のための作品を加えて編纂しなおしたもの。別邦題「いつくしみ...
200だいぶんのくるまがしゅうようできるちゅうしゃじょう【200台分の車が収容できる駐車場】
a parking lot that can accommodate 200 vehicles
あいさつじょう【挨拶状】
〔暑中見舞いなどの〕a greeting card移転のあいさつ状a notice of one's new address
あいじょう【愛嬢】
a person's (dear [《文》 beloved]) daughter
あいじょう【愛情】
1〔愛する心〕love;〔持続的なやさしい愛〕affection ((for)) ⇒あい(愛)1子供に対する両親の愛情parents' love for their children愛情の深い母...
あいたいかんじょう【相対勘定】
a contra account; corresponding accounts
あいじょう【愛情】
[共通する意味] ★愛する気持ち。[英] love; affection[使い方]〔愛情〕▽二人の愛情は変わることはない▽親の愛情に包まれて育つ▽愛情をこめて植物を育てる〔情愛〕▽親子の情愛を描...
あんのじょう【案の定】
[共通する意味] ★予想したとおり。[英] as was expected[使い方]〔果たせるかな〕▽果たせるかな、彼は及第した〔案の定〕(副)▽案の定、曇ってきた〔果然〕(副)▽果然、面目をほ...
いじょう【以上】
[共通する意味] ★程度の上下、範囲の内外。[使い方]〔以上〕▽十八歳以上しか入れない▽千円以上の品物▽これ以上待てない▽予想以上の人出〔以下〕▽五円以下は切り捨て▽中学生以下の学力の大学生▽こ...
いじょう【異常】
[共通する意味] ★普通ではないさま。[英] strange; odd[使い方]〔変〕(形動)▽腹具合が変だ▽変な味の水〔異常〕(名・形動)▽異常な性格▽異常に興奮する〔特異〕(名・形動)▽特異...
いじょうは【以上(は)】
[共通する意味] ★前件が成立することにより、当然後件の事態が成り立つという、強い因果関係を表わす。[使い方]〔からには〕▽いったん引き受けたからには最後まで責任を持ってやり抜かなくてはならない...
いっこくいちじょう【一国一城】
一つの国と一つの城、また、それらを領地として持つこと。転じて、他から干渉をうけずに独立している状態。
いっさいうじょう【一切有情】
この世に生をうけたもの、生きているもののすべて。
いっさいしゅじょう【一切衆生】
この世に生きているすべてのもの。生きとし生けるもの。特に人間に対していうことが多い。▽仏教語。「一切」はすべて、あらゆるの意。「衆生」は生きとし生けるもの。すべての生物。
いってんばんじょう【一天万乗】
天子、また、天皇の意。▽「一天万乗の君」「一天万乗の天子」の略。「一天」は天下のすべて・天下中の意。「乗」は兵車、または兵を数える語。中国周代の制では兵車一乗には甲兵(武装した兵)三人、歩卒七十二人、輜重しちょう(荷物を運ぶ者)二十五人の合計百人がつく。「万乗」は兵車一万台の意で、それほどの軍隊を出せる領地をもっている人ということで、天子の意。
いっぴつけいじょう【一筆啓上】
男性の手紙の冒頭に書かれるあいさつのことば。起首。簡単な手紙をさしあげます、の意。
あさやま‐にちじょう【朝山日乗】
⇒日乗(にちじょう)
いせ‐さだたけ【伊勢貞丈】
[1718〜1784]江戸中期の有職(ゆうそく)故実家。江戸の人。号、安斎。家学の伊勢流を継ぎ、武家の故実を大成。著「貞丈雑記」「安斎随筆」など。いせていじょう。
いのうえ‐はりまのじょう【井上播磨掾】
[?〜1674?]江戸初期の古浄瑠璃の太夫。京都の人。通称、市郎兵衛。後年、大坂で操り芝居を興行。豪快な曲を得意とし、愁嘆場にもすぐれ、その語り口は義太夫節に影響を与えた。
うじ‐かがのじょう【宇治加賀掾】
[1635〜1711]江戸前期の古浄瑠璃最後の名人。紀伊の人。前名、宇治嘉太夫(かだゆう)。京都を中心に活躍。古浄瑠璃と義太夫節の橋渡しの役割を果たした。
うたざわ‐やまとのだいじょう【歌沢大和大掾】
[1797〜1857]歌沢節の創始者。江戸の人。本名、笹本彦太郎。号、笹丸。安政4年(1857)嵯峨(さが)御所から掾号を受けて一流を樹立。