つる【弦/絃/鉉】
1 弓に張りわたす糸。ゆみづる。ゆづる。 2 琴などの弦楽器に張る糸。 3 鍋(なべ)や土瓶などに弓形にかけわたした取っ手。「飯盒の—」 4 (「梁」とも書く)枡(ます)の上面に対角線に張り渡し...
つる【蔓】
1 植物の茎で、それ自体では立たず、長く伸びて他の物に巻きついたりよじ登ったりするもの。また、ブドウなどの巻きひげ。 2 眼鏡の耳にかける部分。 3 てがかり。てづる。「なにか金の—を見つけたの...
つる【鶴】
1 ツル目ツル科の鳥の総称。日本では古くから亀とともに長寿の象徴として貴ばれる。大形で、くびと脚が長く、飛ぶときはまっすぐ伸ばし、ゆっくり羽ばたく。羽色は白色・灰青色が主で、頭頂が赤く裸出してい...
つる【都留】
山梨県南東部の市。古くから機業が行われ、甲斐絹(かいき)の産地として知られる。中心地の谷村(やむら)は旧城下町。人口3.4万(2010)。
つる【鶴】
俳誌。昭和12年(1937)、石田波郷主宰により創刊。同人に、石塚友二・今井杏太郎ら。波郷没後は石塚らが主宰を継承。
つる【×吊る】
1〔つるす〕腰に剣をつっていたHe wore a sword at his side.けがをした腕をつり包帯でつっているHer injured arm is in a sling.棚をつるput...
つる【弦】
a bowstring弓に弦を張るstring a bow
つる【×攣る】
泳いでいて足の筋がつったI got a cramp in my leg while swimming.
つる【×蔓】
I1〔植物の〕a vine;〔ぶどうなどの巻きひげ〕a tendril;〔地面をはう茎〕a runner2〔眼鏡の〕bows;〔その一方〕an earpiece, a bowII⇒てづる(手蔓)...
つる【釣る】
I〔魚を〕fish魚を釣るcatch a fish (with a fishing rod)/angle for fishここは釣れないThis is not a good (fishing) ...
つる【釣る】
[意味] 魚などを針にひっかけて捕らえ、引き上げる。また、気を引く物で誘い出す意でも用いられる。[英] to angle[使い方]〔釣る〕(ラ五)▽魚を釣る▽甘言で釣って仲間に引きずり込む
つるぎ【剣】
[共通する意味] ★するどい刃をもった、物を切るための武器。[英] a sword[使い方]〔刀〕▽刀を抜いて切りかかる▽腰に二本の刀をさす▽刀の錆(さび)にする(=刀で斬(き)って殺す)〔剣〕...
つるす【吊す】
[共通する意味] ★ある位置に一部分を固定して、その他の部分が低い所にあるようにする。[英] to hang down[使い方]〔垂らす〕(サ五)▽髪を肩まで垂らす〔吊す〕(サ五)▽干し柿(がき...
つるつる
[共通する意味] ★表面に凹凸がなく滑らかなさまを表わす語。[英] smooth[使い方]〔つるつる〕(副・形動)スル▽油を引いた廊下はつるつるする▽頭がつるつるに禿(は)げる▽つるつるすべる氷...
つるむ
[共通する意味] ★動物の雌雄が交尾する。[英] to couple[使い方]〔番う〕(ワ五)▽小鳥の番う時期〔つるむ〕(マ五)▽犬が勝手につるむので困っている[使い分け] 「つるむ」は、俗な言...
つるが‐しんない【鶴賀新内】
[?〜1810]新内節の太夫の芸名。2世。鶴賀若狭掾の門弟で、鼻にかかった独特の節回しで人気を得た。
つるが‐わかさのじょう【鶴賀若狭掾】
[1717〜1786]新内節の太夫・作曲者。越前敦賀の人。宮古路加賀太夫(のち富士松薩摩掾(さつまのじょう))の門から出て、鶴賀派を創始。2世鶴賀新内とともに新内節を大成、「明烏(あけがらす)」...
ツルゲーネフ【Ivan Sergeevich Turgenev】
[1818〜1883]ロシアの小説家。人道主義に立って社会問題を取り上げる一方、叙情豊かにロシアの田園を描いた。二葉亭四迷の訳で早くから日本に紹介された。作「猟人日記」「ルージン」「父と子」など...
つる‐しげと【都留重人】
[1912〜2006]経済学者。東京の生まれ。米国ハーバード大学卒業後、同校の講師を務める。昭和17年(1942)帰国し、昭和22年(1947)第1回経済白書を執筆。その後は一橋大学学長など各大...
つるた‐ともや【鶴田知也】
[1902〜1988]小説家。福岡の生まれ。雑誌「文芸戦線」に参加し、プロレタリア文学初期に活躍。アイヌ独立戦争の英雄伝「コシャマイン記」で芥川賞受賞。他に「メシュラム記」「ハッタラはわが故郷」など。