ひとくちばなし【一口話】
[共通する意味] ★聞く人を笑わせるような滑稽(こっけい)な内容の短い話。[英] a funny story[使い方]〔笑い話〕▽笑い話をして人を笑わせる〔小話〕▽おもしろい小話を聞かせる▽艶笑...
くち【口】
[意味] 飲食物を取り入れたり、話をしたりする器官。[英] the mouth[使い方]〔口〕▽口でくわえる▽母は口を開けば小言をいう▽目は口ほどに物を言う[補足]◇「口」には、「表の口から入る...
べつくち【別口】
[共通する意味] ★別の方面。異なる事柄。[英] separately[使い分け]【1】「別口」は、別の方面、および別の事象、別の事柄を表わす。【2】「別途」は、別の方面を表わす。副詞的にも用い...
じゅうこう【銃口】
[共通する意味] ★砲や銃の先端の弾丸の出る口。[英] the muzzle of a gun[使い方]〔砲門〕▽砲門を開く(=戦闘を開始する)▽砲門を閉じる(=攻撃をやめる)〔砲口〕▽敵の陣に...
まどぐち【窓口】
[共通する意味] ★外来者の用件の取り次ぎや支払いなど、いろいろの業務をする所。[英] a reception desk; a receptionist(受付係)[使い方]〔受付〕▽受付で入館許...
あっこうぞうごん【悪口雑言】
口ぎたなく、あれこれ思う存分に悪口をいうこと。また、その言葉。さんざんにののしること。
こうみつふくけん【口蜜腹剣】
口はうまいが、心の中は邪悪であること。また、うわべはやさしく親切そうに見えるが、内心は陰険で邪悪な人のこと。
しゅうこういっち【衆口一致】
多くの人の意見や評判がぴったり合うこと。▽「衆口」は多くの人の口から出る言葉。「一致」は一つになる意。
じんこうかいしゃ【人口膾炙】
だれの口にものぼり、広く世間に知られて、もてはやされること。▽「人口」は世人の口・うわさ。「膾」はなますで、細く切った生なまの肉、「炙」はあぶり肉のこと。どちらも美味で、だれの口にも合って好まれることから。一般には「人口じんこうに膾炙かいしゃする」と慣用する。「膾炙人口かいしゃじんこう」ともいう。「炙」は「せき」とも読む。
じんこうちゅうみつ【人口稠密】
人や家屋が、すき間なく集まっていること。人が一か所に密集していること。
さかぐち‐きんいちろう【坂口謹一郎】
[1897〜1994]農芸化学者。新潟の生まれ。東京帝大教授。学士院賞受賞、文化勲章受章。発酵菌類の研究に貢献。著作に「世界の酒」「日本の酒」など。
たきぐち‐ゆうしょう【滝口悠生】
[1982〜 ]小説家。東京の生まれ。平成23年(2011)「楽器」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「死んでいない者」で芥川賞受賞。他に「愛と人生」など。
はまぐち‐ようぞう【浜口陽三】
[1909〜2000]版画家。和歌山の生まれ。昭和5年(1930)東京美術学校塑造(そぞう)科を中退して渡仏、水彩・油彩・銅版画などを制作。昭和14年(1939)帰国。第二次大戦後は銅版画に専念...
ほりぐち‐だいがく【堀口大学】
[1892〜1981]詩人・フランス文学者。東京の生まれ。大正期の象徴詩に知性と官能美を加え、フランス近代詩の翻訳も多い。文化勲章受章。詩集「月光とピエロ」「砂の枕」「人間の歌」、訳詩集「月下の...
みぞぐち‐けんじ【溝口健二】
[1898〜1956]映画監督。東京の生まれ。虐げられた女性の生き方を、独特のリアリズムの手法で描いた。作「浪華悲歌(なにわエレジー)」「祇園の姉妹(きょうだい)」「西鶴一代女」「雨月物語」「近...