おあま‐おんせん【小天温泉】
熊本県玉名市にある温泉。泉質は単純温泉。夏目漱石「草枕」に登場する那古井温泉のモデル。
からくさひょうし【唐草表紙】
木下杢太郎の小説集。大正4年(1915)刊。夏目漱石が序文を寄せている。
くさまくら【草枕】
夏目漱石の小説。明治39年(1906)発表。旅に出た青年画家を主人公に、非人情の境地を描く。
ぐびじんそう【虞美人草】
夏目漱石の小説。明治40年(1907)発表。自我の強い高慢な女藤尾を通して、利己と道義の相克を描く。
こうじん【行人】
夏目漱石の小説。大正元〜2年(1912〜1913)発表。互いに理解しえない夫婦生活を通し、知識人の自我意識と孤独を描く。
《原題、(フランス)Le Passant》コペーによる戯曲。一幕の韻...
でし【弟子】
[共通する意味] ★師に仕えながら、学問や技芸などの教えを受ける人。[英] a pupil; a disciple[使い方]〔弟子〕▽多くの弟子を育てた学者▽六代目菊五郎に弟子入りした▽弟子を取...
もんてい【門弟】
[共通する意味] ★師に仕えながら、学問や技芸などの教えを受ける人。[英] a pupil; a disciple[使い方]〔弟子〕▽多くの弟子を育てた学者▽六代目菊五郎に弟子入りした▽弟子を取...
おしえご【教え子】
[共通する意味] ★師に仕えながら、学問や技芸などの教えを受ける人。[英] a pupil; a disciple[使い方]〔弟子〕▽多くの弟子を育てた学者▽六代目菊五郎に弟子入りした▽弟子を取...
ちょさく【著作】
[共通する意味] ★その人が書きあらわした書物。[英] a work[使い方]〔著述〕スル〔述作〕スル[使い分け]【1】「著書」「著作」「著述」「述作」は、書きあらわした書物の意。「著作」「著述...
ちょ【著】
[共通する意味] ★その人が書きあらわした書物。[英] a work[使い方]〔著述〕スル〔述作〕スル[使い分け]【1】「著書」「著作」「著述」「述作」は、書きあらわした書物の意。「著作」「著述...
あくたがわ‐りゅうのすけ【芥川竜之介】
[1892〜1927]小説家。東京の生まれ。第三次・第四次「新思潮」同人。大正5年(1916)「鼻」で夏目漱石に認められて作家として登場。新技巧派の代表作家とされる。昭和2年(1927)自殺。命...
あべ‐じろう【阿部次郎】
[1883〜1959]哲学者・評論家。山形の生まれ。夏目漱石の門下。個人主義的理想主義を追求。著「三太郎の日記」「倫理学の根本問題」「人格主義」など。
あべ‐よししげ【安倍能成】
[1883〜1966]哲学者・教育家・評論家。愛媛の生まれ。夏目漱石の門下。一高校長。第二次大戦後、文部大臣、学習院院長を歴任。著「カントの実践哲学」「西洋近世哲学史」など。
あら‐まさひと【荒正人】
[1913〜1979]文芸評論家。福島の生まれ。雑誌「近代文学」創刊に参加。政治と文学論で中野重治と論争するなど、攻撃的な評論活動を続けた。夏目漱石の研究でも知られる。著「第二の青春」「市民文学...
うちだ‐ひゃっけん【内田百閒】
[1889〜1971]小説家・随筆家。岡山の生まれ。本名、栄造。別号、百鬼園。夏目漱石に師事し、風刺とユーモアに富む独特な作風を示した。著に小説集「冥途」、随筆集「百鬼園随筆」など。