いっ‐てん【一転】
[名](スル) 1 ひと回りすること。また、ひっくり返ること。1回転。「氷上で滑って—した」 2 ありさまががらりと変わること。また、がらりと変えること。「楽しい旅行のはずが、—悲しみの旅路とな...
うお‐じま【魚島】
春に、魚が産卵のため陸地近くへ押し寄せ、小島のように見える現象。また瀬戸内海で、八十八夜の前後、鯛が盛んにとれる時期。魚島時(うおじまどき)。《季 春》「—の大鯛得たり旅路きて/秋桜子」
おくら‐か・す【遅らかす/後らかす】
[動サ四] 1 おくれさせる。あとに残らせる。「今は限りの道(=死出ノ旅路)にしも我を—・し」〈源・蜻蛉〉 2 いいかげんにする。おろそかにする。「のちの世のおん勤めも、—・し給はず」〈源・匂宮〉
おちゅうど【落人】
《「おちびと」の音変化》 戦に負け、人目を避けて逃げていく人。「平家の—」
歌舞伎舞踊「道行旅路の花聟(はなむこ)」の通称。
限(かぎ)りある道(みち)
死出の旅路。「ただ—の別れのみこそ後ろめたけれ」〈源・初音〉
死出の旅路
死出の旅路につくset out on a journey to the next world/leave this world
旅路
a journey3か月の旅路についたHe 「set out [started] on a three months' journey.死出の旅路につくleave on one's journe...
果て
1〔一番端の所〕the end世界の果てまでto the ends of the earth2〔終わり〕the end旅路の果てthe end of a journey彼の欲望には果てがなかった...
farewell
[名]1 CU((やや古))(人との)別れ[いとまごい]の会;〔形容詞的に〕別れ[送別]のtake one's farewell of ...=say [bid] farewell to ......
itinerary
[名]C1 旅程,道程,旅路,旅行計画;訪問地のリストarrange one's itinerary旅程を作る2 旅行記,旅日記;旅行案内書━━[形]旅行の;旅程の,道程の語源[原義は「行く道筋」]
せんざんばんすい【千山万水】
たくさんの山や川。山や川が続くこと。深山幽谷の形容。また、旅路の長くけわしいことの形容。▽「千」「万」は数の多いことを示す。「山水」は「山河」に同じ。行けども行けども山や川が続くという意味。「万水千山ばんすいせんざん」ともいう。
ばんりほうよく【万里鵬翼】
はるかかなたに広がる広大な天空、遠く隔たった地への旅路などのたとえ。また、雄大な気概や勢いのたとえ。
ほうていばんり【鵬程万里】
はるか遠くへだたった旅路・道程のたとえ。また、限りなく広がる大海の形容。前途が洋々たることの形容に用いられることもある。▽「鵬」は想像上の巨大な鳥。おおとり。背中の大きさは何千里あるかわからず、つむじ風を起こして九万里の上空に飛び上がるという。「程」は道程の意。「万里鵬程ばんりほうてい」ともいう。
てらうち‐だいきち【寺内大吉】
[1921〜2008]小説家・僧侶・スポーツ評論家。東京の生まれ。本名、成田有恒(ゆうこう)。仏教への深い造詣を生かし、独特な哲学観に満ちた大衆小説を手がける。「はぐれ念仏」で直木賞受賞。他に「...
デュビビエ【Julien Duvivier】
[1896〜1967]フランスの映画監督。トーキー初期の文芸映画を開拓し、ペシミズムを作風とする名作を数多く発表した。代表作「望郷」「舞踏会の手帖」「旅路の果て」など。
メーリケ【Eduard Mörike】
[1804〜1875]ドイツの詩人・小説家。形式・内容ともに多様な展開を果たした「詩集」などにより、ゲーテ以後最大の叙情詩人といわれた。ほかに小説「画家ノルテン」「プラハへの旅路のモーツァルト」など。