いつ‐みん【逸民/佚民】
1 俗世間をのがれて、隠れ住んでいる人。 2 官に仕えず、気楽な生活を楽しむ人。「太平の—」 [補説]書名別項。→逸民
いつみん【逸民】
小川国夫の短編小説。昭和61年(1986)発表。同年、第13回川端康成文学賞受賞。
い‐みん【移民】
[名](スル)個人あるいは集団が永住を望んで他の国に移り住むこと。また、その人々。現在では「移住」「移住者」の語を用いることが多い。「多くの日本人が新天地を求めて—した」
い‐みん【遺民】
君主や王朝が滅びたのちも生き残って、遺風を伝えている民。また、旧主が滅びても、節を持して、新しい君主に仕えない者。「爾(なんじ)等明朝の—か、将(は)た又た清朝の忠臣か」〈独歩・愛弟通信〉
おう‐みん【王民】
王に統治される人々。
いすらむいみん【イスラム(教徒の)移民(者)】
an Islamic [a Muslim] immigrant
いっぱんしみん【一般市民】
an ordinary citizen
いみん【移民】
〔外国へ移住すること〕emigration;〔外国からの〕immigration;〔外国への移住者〕an emigrant;〔外国からの〕an immigrantアジアからの移民immigran...
いみん【移民】
immigration《外国から移民が入ってくること》;emigration《外国へ移民すること》;immigrant《外国からの移民者》;emigrant《外国への移民者》
えいごこくみん【英語国民】
an English-speaking people
ぎょみん【漁民】
[共通する意味] ★魚や貝などをとって生活している人。[英] fishermen[使い方]〔漁師〕▽三崎はマグロとりの漁師の町である〔漁民〕▽漁民たちは、海岸の埋め立てに反対した[使い分け] 「...
こうみん【公民】
[共通する意味] ★参政権を持つ国民。[英] a citizen[使い方]〔市民〕▽善良な市民として暮らす▽暴動は一般市民をまきこんで広がる▽市民ホール〔公民〕▽公民としての権利を守る▽公民権運...
こくみん【国民】
[共通する意味] ★国家、社会を構成し、組織している人々。[英] the people; the citizens[使い方]〔国民〕▽国民の知る権利を守っていく▽国民の声を政治に反映させる▽国民...
しみん【市民】
[共通する意味] ★参政権を持つ国民。[英] a citizen[使い方]〔市民〕▽善良な市民として暮らす▽暴動は一般市民をまきこんで広がる▽市民ホール〔公民〕▽公民としての権利を守る▽公民権運...
しゅけんざいみん【主権在民】
[共通する意味] ★国家の主権が人民にあること。[英] The sovereignty rests with the people[使い方]〔主権在民〕▽日本国憲法は主権在民を宣言している〔民主...
きゅうせいさいみん【救世済民】
世の中を救い、人々を苦しみから助けること。▽「救世」は悪い世の中を救ってよいほうに導くこと。特に宗教の力で、この世の苦しみから人々を救うこと。「済民」は人民の難儀を救うこと。「済」も救う、救助する意。
しょうこくかみん【小国寡民】
国土が小さくて、人口が少ないこと。老子が理想とした国家の姿。▽「寡」は少ない意。
はんかんはんみん【半官半民】
半ばは官、半ばは民の意で、政府と民間が共同出資して事業を行うこと。また、その事業。
むこくのたみ【無告之民】
救いを求めて訴えることができない人々のこと。また、頼る者のない天涯孤独な人。貧者、老人、身寄りのない子、夫を亡くした女性などの弱者。
むこのたみ【無辜之民】
何の罪もないのに被害を受けた人々のこと。
かわもと‐こうみん【川本幸民】
[1810〜1871]江戸末期の蘭学者。摂津の人。名は裕。医学のほか理化学・機械にも精通。三田藩医。のち、薩摩(さつま)藩校学頭・幕府洋書調所教授。著「気海観瀾広義」など。
こう‐たくみん【江沢民】
[1926〜2022]中国の政治家。江蘇省出身。1946年中国共産党に入党。1986年上海市長として同市の開放政策を推進。1989年の天安門事件後、鄧小平の抜擢によって党総書記、中央軍事委員会主...
さの‐つねたみ【佐野常民】
[1823〜1902]政治家・社会事業家。佐賀の生まれ。西南戦争に際し、博愛社を創立、のち日本赤十字社と改称し初代社長となる。元老院議長・枢密顧問官などを歴任。
なかえ‐ちょうみん【中江兆民】
[1847〜1901]思想家。土佐の人。名は篤介(とくすけ)。フランスに留学し、帰国後仏学塾を開設。「東洋自由新聞」を創刊し、主筆として明治政府を攻撃し、自由民権運動の理論的指導者となった。ルソ...
り‐せいみん【李世民】
[598〜649]中国、唐の第2代皇帝。在位626〜649。廟号(びょうごう)は太宗。高祖李淵の次男。隋末、李淵の建国を助け、626年、李淵が帝位につくと玄武門の変によって兄弟を殺し、父の譲位を...